管理人厳選のファミリー・スポーツカー
- 【お手軽スポーツでお財布にも優しい】スズキ・スイフトスポーツ
- 【時代錯誤なハイパワーと現代的な使い勝手】マツダ・マツダスピードアクセラ
- 【ハイパフォーマンスで利便性も妥協しない】スバル・WRX STi
- 【羊の皮をかぶった狼】レクサス・IS
- 【皆があこがれるスポーツカーの猛者】ポルシェ・パナメーラ
(168〜174.8万円)
(270万円)
(315〜441万円)
(420〜595万円)
(994〜2415万円)
【お手軽スポーツでお財布にも優しい】スズキ・スイフトスポーツ(168〜174.8万円)
家計にやさしい価格設定
170万円前後というスポーツカーという枠にあってはいけない、そこまで思ってしまうほどの価格です。
一般的なコンパクトカーとほとんど変わらない値段であり、「誰もが手の届くスポーツカー」という貴重な存在です。同価格帯にはトヨタ・アクアや日産・ノートがおり、まさに「誰もが手の届く」を実感できる価格です。
「車なんか走れば何でも良い」という車の購入に対して否定的な意見を持つ人が家庭内にいたとしても、この価格なら文句はないでしょう。
ファミリーユースを優先したベース車両
ベース車両はコンパクトカーのスイフト。サイズは大きくないまでも効率的に室内を広くさせる工夫が凝らされた車であり、その発展系であるこのスイフトスポーツにもその特長は受け継がれています。
物理的にサイズが小さい分後部座席の狭さはサイズ並みといったところですが、広さは十分。特に頭上スペースが広いので視覚的に広さを実感できます。
トランクはハッチバックで大きな荷物も積載可能な点は特長的です。
パフォーマンスはスポーツカーとしては△
エンジンは1.6L、出力も136psと数字を見ればスポーツカーとしてはかなり低い値です。それも価格が低い分妥協しなくてはいけないポイントではあります。
しかし安かろう悪かろうではありません。パワーは劣るにしても、コンパクトで車重が軽い分小排気量でも力強い加速をしますし、ステア操作に対してクイックに旋回も行います。
ポテンシャル的にはスピードを楽しむというよりも運転を楽しむことのできる車であり、かつベース車譲りのファミリーユースにも十分活用できる車です。
【時代錯誤なハイパワーと現代的な使い勝手】マツダ・マツダスピードアクセラ(270万円)
ハイスペックで使い勝手も良し
2.3Lのターボは264psで爆発的な加速を見せます。特に低回転から最大トルクを発生するので運転する人も気持ちよく走れます。各ユーザーも加速性能を評価する人が多いようです。
使い勝手はハッチバックなので背の高い物も積載が可能で、自転車すら積載するほど。
後部座席は足元・頭上ともに十分な広さがあるため家族も喜ぶでしょう。
お手ごろ価格は家計に○
2.3Lターボ・3ナンバーサイズにも関わらず300万円未満で購入できるのは相当な割安感があります。 国産車ではライバルはおらず、輸入車では似たタイプにルノー・メガーヌRSやVWポロGTIがありますが、前者は100万円高、後者はスペック上圧倒的に劣り価格も少々上がります。現行の5ドアハッチバックのコストパフォーマンスは最も良いでしょう。
6速MTのみの仕様は運転者が限られる
グレードは単グレードのMT仕様のみ。マツスピアクセラの本気度がうかがえるラインナップです。 しかしファミリーカーという側面で見ると、運転者が限られるという欠点はあります。
運転者が1人だけなら良いですが、他の方も運転するという家庭ですとその中でMTを運転できない・抵抗のある方がいた場合、カーライフに制限がかかります。
そこだけがこのクルマの欠点です。
【ハイパフォーマンスで利便性も妥協しない】スバル・WRX STi(315〜441万円)
いかにもなスポーツカーはオーナー満足度を高める
バンパー、サイドスカート、巨大なリアスポイラー、どこからどう見てもいかにもなスポーツカーであり所有者の満足度を高めること間違いありません。
スペックも2Lながら過給機によって300psオーバーのハイパフォーマンスに固めの足回りで購入後に残念な思いをしたという人は少ないようです。
乗降性、車内での使い勝手は抜群
後部座席へのエントリーや居住性が妥協されがちのスポーツカーですが、広めの開口口で乗降が面倒と感じることはありません。
先ほど固めの足回りという説明をしましたが、クッション性の良いシートによってさほど辛さは感じない。ファミリーカーとしての役割を十分に果たす車です。
パフォーマンスの妥協点は燃費に表れる
街乗りで8km/L程度と現代のエコカーブームを傍目に良くはないです。。しかしスポーツカーを選ぶ以上燃費を言っても仕方がないところで、このWRX STiはスポーツカーの中ではパフォーマンスを見れば悪くありません。
ただ、今までスポーツカー以外を乗っていた家庭であれば、8km/Lの燃費にハイオク仕様の維持費は高く感じるかもしれません・・・
【羊の皮をかぶった狼】レクサス・IS(420〜595万円)
「レクサスブランド」のラグジュアリー感を堪能できる
レクサスラインナップのDセグメント顧客を担うIS。ライバルは3シリーズやメルセデスCクラスといった完全に家族持ち向けの車です。しかもプレミアム層がターゲットなため居住性は文句なし。
平均的な体格であれば男性でも後部座席で長時間のドライブが可能です。
ドライバーを満足させる仕掛けが満載
エンジンはV6・3.5L、最高出力は318psと国産セダントップレベル。上位モデルのGSと同様のエンジンを搭載しながら車重が軽いため、強烈なGとともに加速を楽しめます。最大トルクを発生させる(4800rpm)ときは一段と加速し、心地よいサウンドとともに気持ちを高ぶらせることでしょう。
スポーティさを求めるのであればIS250はやはり車重に負けるので、350のそれもFスポーツの固めのセッティングでドライビングを楽しみましょう。
見た目はラグジュアリー感があるものの、アクセルを踏めばV6が唸りをあげるそのパフォーマンスはまさに羊の皮をかぶった狼と言えるでしょう。
【皆があこがれるスポーツカーの猛者】ポルシェ・パナメーラ(994〜2415万円)
4シーターでファミリーユースも可能
ポルシェというと911やボクスターといった2シーターのイメージが強いですが、そんなポルシェにも4シーターがありそれこそがこのパナメーラです。
しかも4ドアなので子供がいる家庭でもファーストカーとして使用が可能です。
ただし後部座席のセンターには前席から続くコンソールが通っているため車内での移動は不可であり、多少動きに制限が生まれます。それ以外はファミリーカーとして使えるでしょう。
パフォーマンスは圧倒的
ここにあげたどの車よりも力強いエンジンを持ち、ターボモデルはV8・4.8Lターボ、最高出力はなんと520ps。車重が2トン近いとしてもこれだけのハイパフォーマンスがあればスポーティさを十分に発揮するでしょう。
ファミリーカーとしての素養を持ちつつ、パフォーマンスにも妥協しない所はずっとパフォーマンスモデルを作り続けたポルシェらしいポイントです。
価格も圧倒的
ただし価格は994〜2415万円。日本で販売される4ドアスポーツカーの中でもトップクラスで高い価格です。もちろんエコカー減税も適用外ですし燃費は6km/L前後、保険も高いので維持費は相当かかるでしょう。
経済性では相当劣る車ですが、パフォーマンスではどの車にも負けません。そんな両極端を楽しめる車も珍しいですし、人とは違ったカーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ページ作成日:2014/10/23 17:19:31
